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ラボ

2012.11.08
インターネット非接続下でもチャットができる方法

通常のチャットはインターネット経由で行います。でも、Adobeの技術「RTMFP」を使用すればインターネットの接続ナシでテキストチャットのみならず、映像やサウンドのデータのやり取りも可能です。 ここでは、社内のインターネットをOFFにした状態(つまり、イントラネットは正常)で、Windows, Mac(ともに有線LAN), iPhone, iPad(Wi-Fi)で通信してみました。

解説

この通信が可能な条件は同じネットワーク環境下にあるということ。なので、同じ社内LAN上ならば有線でも無線でも問題なくクライアント同士でやり取りできます。
また、この通信は同じネットワーク上にあるアプリを閲覧しているのではなく4つの端末内にあるswfまたはAIRアプリでおこなっています。

iOSもAIR for iOSで作成したアプリで問題なく動きますし、WebならFlashでつくるSWFで大丈夫です。
シーンは限定されるものの、このような通信ができるものは他社にはないので制作者としては知識だけでも押さえておきたいですね。

サンプルコード

wonderflに以前につくったサンプルコードをあげてあります。
とりあえず試したい方はこちらでどうぞ。
サンプルコード

[OnePoint]
動画ではiPhoneとiPadにAIRアプリを入れていますが、両対応にするなら、UIの配置はできるだけStageからの相対位置での指定にしたほうがいいです。
そうすれば、おなじコードで2つのデバイス向けのアプリを作れます。
※前述のwonderflのコードは今回動画で用いたものとは違います。相対位置で書き直しました。

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