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ラボ

2013.05.09
積層型ICタグリーダーでアトラクション!?

ICタグの利用はお財布ケータイをはじめコンビニや駅売店など、とても一般的になってきました。でも、大抵のカードリーダーライターは1枚ずつのICタグの読み込み。一度に複数枚を読み込めたら面白い活用ができるかも?そこで積層型ICタグリード&ライターを試してみました。

概要解説

今回使用したのは日本信号さんの積層型ICタグ製品群の中でもパネルリーダーなるものです。
実はこれ、いまから2年前の2011年に受託を受けて制作したモックアップです。某アーケードゲーム屋さんへの展開イメージとして作成されています。結局はお蔵入りになってしまったのですが、最近NFCタグの使用に興味があって調べていたら思い出したのでこちらでご紹介します。

積層型のICタグリーダーのハードウェアには開発用のCD-ROMが添付されていて、その中の仕様書などを見つつ制作します。FlashをHTAアプリで包んでいますので、機器との通信媒介にはActiveXを使用しています。

開発者向けのCD-ROMにはC++のソースも含まれていましたので、今ならC++で書いて、そこにFlashのUIを素材として利用するのもいいかもしれません。(まだ、C++は勉強中なので勉強を兼ねてですが)


開発者向けのサンプルアプリを見ていると読み込み枚数は500枚までは想定されている模様です。
ゲームなどのコンテンツに使用するなら30枚ていど読み込めれば十分ですよね。今回は手元のICカード26枚で試しましたが、1秒以内で読み込めている感じです。


さて、私が作成したモックは、3枚のカードの組み合わせで結果が変わるものです。
ひとつは女の子向けでファッションがテーマ。これは、ショッピングセンターのゲームコーナーにいいですね。


もうひとつは、RPGっぽい魔法やドラゴンをモチーフにしたもの。これはどんなシーンでも盛り上がりそう。

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